慶應義塾志木高等学校開設75年事業へのご寄付のお願い
慶應義塾志木高等学校
校長 髙橋 美樹
謹啓
慶應義塾志木高等学校卒業生・関係者の皆様におかれましては、新型コロナ禍下でもご活躍のことと存じます。
さて
皆様ご存知のとおり慶應義塾志木高等学校は、2023年に開設75年を迎えます。この機会に、本校では、近未来の教育方針を象徴する標語を、「多様な『交際』ですすめる『数理と独立』の教育」と定め、新たな教育プログラムを立ち上げることにいたしました。
「『数理と独立』の教育」というとき、その本質は、真理原則の飽くなき追究と、その応用にあります。このような実学重視、独立心を養成するような教育をより一層進めるため、少人数・適正規模教育をより一層推進してまいります。ただし、現在の志木高に、少人数・適正規模教育にふさわしい施設が備わっていないことは、皆様ご推察のとおりです。
新たな教育プログラムに必要な施設として、その中核をなすのが、「多目的棟」の建設です。多目的棟には、1学年超を収容できるホール、少人数・適正規模教育を実現する中・小教室群、「多様な『交際』」に関わる和室や音楽室が用意される予定です。この施設の完成により、今まで以上に「『数理と独立』の教育」「多様な交際」を実践できるようになります。「多目的棟」建設には総額で12億5,000万円かかりますが、うち2億9,000万円は、本校が募金で賄わなければなりません。卒業生・関係者の皆様に、ご協力をお願いする次第です。
本事業は、慶應義塾の一貫教育を担う本校として、長い将来を見据えた教育事業です。皆様とともに、未来に向けて、慶應義塾志木高等学校の新たな歴史を刻むことは、慶應義塾伝統の「社中協力」や「人間交際」「半学半教」の精神にも通じます。
つきましては、開設75年事業にご協力・ご寄付を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
謹白
募金委員長
伊藤 雅俊
(16期、味の素前会長、日本スポーツ協会会長)
2023年に志木高開設75年の誕生日がやってきます。これまでの長い間、志木高を支え、発展を繋いだ数々の先人達、先生達、先輩達の大変なご努力に、改めて心から感謝を申し上げます。そして、益々先進していくであろう「未来に続く志木高づくり」に有益な新棟建設のために、これから建設募金の委員会が立ち上がります。
志木高の歴史の中では、時代時代の新しい先端の考え方とその施設を導入しながら、幅広く教育の機能が強化され続けて来ました。その努力の長い積み重ねが、今日の志木高の発展を支えています。
しかし、一方では社会の動きは速い。開設75年のこの機会に、更に「幅広く教育活動ができる多目的棟」を校内に建設するために、我々は1万6000人もの慶應志木会メンバーで募金を行い、有益な教育機能の充実の支援を図っていきます。
今回、私が志木会に推薦されまして、募金委員会の委員長を拝命しました。皆様からの強い力を頂いて、開設75年のこの機会が、大きな成果となること、更には次の100年に向かっての意志を繋ぐ、素晴らしい力になることを期待しています。
皆様方の募金へのご助力ご支援を、どうぞ宜しくお願い致します。
募金概要
募金目標額2億9千万円は、学内募金として約16,000名の志木会と教職員から寄付を募ることになります。億単位の募金は志木高開設以来初めてであり、ハードルは高いと思われます。募金対象は個人・法人・団体ですが、法人から高校への寄付は法人事業との関連性が希薄で難しく、個人からの寄付が主になると予想されます。
以前志木会会費1万円お願いしていた時には約3000名の方が応じて下さいました。今回はもっと強くお願いするとしても、4000名が応じてくれるかどうかではないではしょうか。このベース募金額が、3万円×3000名~4000名で1億程度となります。やはり大口の募金が必須となります。100万円×100名で1億、100万円は難しいが銘板に名を刻める30万円×300名で9千万。以上で2億9千万円となります。皮算用でしかありませんが、漠然と皆様にお願いしても達成できないと思いますので、このような構想も必要かと思います。もちろん、法人、特にオーナー企業の募金、クラブ等の有志一同としての団体からの募金もお願いします。
志木高体育館にある
福澤諭吉演説姿立像
お申し込みについて
個人としてお申込みいただく場合
ゆうちょ銀行(郵便局)
慶應義塾所定の「振込用紙(兼申込書)」をお使いのうえ、郵便局の窓口またはATMでお振込みください。振込用紙は6月会報に同封しますが、必要に応じて志木高窓口にご請求いただければ郵送いたします。なお、他の銀行からの振込には対応しておりません。
法人・団体としてお申込みいただく場合
個人の取り扱いと異なりますので、お手数をおかけしますが、慶應義塾基金室までご連絡ください。個別にお話を伺い、ご案内をお送りします。
ご芳名の発表
ご寄付を賜りました方々のご芳名は、ご希望により慶應義塾の機関紙である「三田評論」に寄付金額とともに掲載させていただきます。
なお、1,000円以上の寄付者にはご芳名が掲載された「三田評論」を郵送させていただきます。
ご寄付者の顕彰
寄付金に対する免税措置について
(2021年4月現在)
税務署に確定申告することで寄付金控除をお受けいただくことができます。個人は暦年、法人は事業年度ごとの控除となりますので、募金期間3年の各年に適用することができます。
個人の場合
(例:東京都港区在住 課税所得金額が500万円の場合)
(1)所得税の寄付金控除
<税額控除を選択した場合>
(年間の寄付金合計額※1−2,000円)×40%=寄付金控除額※2 →所得税額から控除
※1 年間の寄付合計額が、年間総所得金額等の40%を超える場合、40%に相当する額が限度額となります。
※2 寄付金控除額は、所得税額の25%が限度となります。
<所得控除を選択した場合>
年間総所得額の40%を限度として、その年の寄付金の合計額から2千円を引いた金額が、その年の所得から控除されます。
(2)個人住民税の寄付金税額控除 (東京都・神奈川県・埼玉県・山形県・大阪市にお住まいの方)
(寄付金額※3−2,000円)×控除率※4 =住民税の控除額
※3 年間総所得金額等の30%が限度額となります。
※4 控除率は、最大10%となります。
法人の場合
「受配者指定寄付金制度」により寄付金全額が損金に算入できます。
または、「特定公益増進法人に対する寄付金制度」により一般の寄付金の損金算入限度額と別枠で損金算入できます。
相続財産について
相続された財産を相続税申告期限内(ご逝去された翌日から10か月以内)に慶應義塾に寄付し、税務署に申告することにより、そのご寄付は相続税の課税額から除外され、非課税になります。なお、文部科学省の「相続税非課税対象法人の証明書」が必要で、発行するのに約2ヶ月を要しますので、お早めに基金室までご相談ください。
寄付金控除の詳細は、基金室Webサイト https://kikin.keio.ac.jp/menzei.htmlをご覧ください。
ご連絡・お問い合わせ先
事業・募金について
慶應義塾志木高等学校 開設75年事業担当
〒353-0004 埼玉県志木市本町4-14-1
TEL:048-471-1361(平日9:00~16:30)/
FAX:048-471-1974
E-mail:shiki-soumu@adst.keio.ac.jp
https://www.shiki.keio.ac.jp 志木高等学校Webサイト
法人・団体の申し込み、免税措置について
慶應義塾基金室
〒108-8345 東京都港区三田2‐15‐45
TEL:03-5427-1717(平日9:00~17:00)/
FAX:03-5427-1546
E-mail:kikin-box@adst.keio.ac.jp
募金のご案内
募金のご案内
2023年に志木高開設75年の誕生日がやってきます。
これまでの長い間、志木高を支え、発展を繫いだ数々の先人達、先生達、先輩達の大変なご努力に、改めて心から感謝を申し上げます。そして、益々先進していくであろう「未来に続く志木高づくり」に有益な新棟建設のために、志木会会員の皆様のご寄付をお願いします。